NVIDIA Ion プラットフォーム

以前からアナウンスされていたらしいですが、私は知りませんでした。NVIDIA の Ion プラットフォームとかいう、フォームファクタ?です。

http://www.pcper.com/article.php?aid=659

このまま EM・ONE の中に入ってしまいそうな大きさですが、そうすると OQO2+ と同じような PC がこれからも安価で登場するのかもしれません。

でも、そうなるとこれまでの PC のカテゴリは一体どうなってしまうんでしょう?現状のPDA/スマートフォンは、省電力と小ささの点で ARM を選択してきましたが、大きさの点では、この Ion プラットフォームのようなチップセットを使用して解決可能ですし、省電力は、先日発表された VAIO P シリーズや、MacBook Pro 17インチのようなリチウムポリマー電池を利用すればそれも解決できそうです。

これまでは、ポータブルデバイスに採用されたシステムが高性能化をともなって広がっていくのではないだろうかと考えていましたが、この状況を鑑みると、フルサイズ PC が、PDA/スマートフォンのプラットフォームに降りていく可能性も捨て切れないと思えるようになってきました。

けれども、この、フルサイズ PC を小型化する技術を、現在の ARM をベースとした PDA/スマートフォンに応用できたらとも考えられますから、ポータブルデバイスの行き先は更に混沌とした状況になっていくのかもしれません。


私の理想を言えば、72時間くらい電池のもつコイツ CES 2009:ポケットサイズの3G WiFiルータ MiFi - Engadget 日本版 さえあれば、あとはどうにでもなりそうな気がするんですが、どんなもんでしょう?