情報教育とロボット

情報教育のための一つのアプローチとして、「ロボット」をテーマにすることにしました。

キーワードとしては
Lego Mindstorms
Raspberry Pi
Arduino
mono
Android

あたりでしょうか。ロボットの製作、制御等を通じて子供たちがコンピューターサイエンスに興味を持ってくれれば良いなと考えています。

目標というかクリアすべき課題

コスト

教育という前提に立つと、コスト面が非常に重要になってくるのではないかと考えています。というのも、教室で多数の生徒たちに教えようとした場合、相当数の教材セットが必要であり、複数人数でグループを組んだとしても10〜20セットの教材セットが必要になりますから、1セットでコストが1万円アップすると、全体では10〜20万円のアップとなってしまいます。
また、授業で興味を持った生徒が自分でも環境を揃えて、部活や自宅で遊んでみようと考えたときに、相応の価格で入手が可能であることも重要であろうと考えています。

発展性

授業を行うためには、あらかじめ定められた教材とカリキュラムから授業を設計することになりますが、授業が一通り終わった時点で、「もっと色々なことができそう」とか「自分だったら、もっとカッコいいものが作れるのに」と生徒が考えてくれることが重要なのではないかと思っています。
特に「ロボット」がテーマとなると、機械工学や電子工学、制御プログラミングが中心になりがちですが、それだけではなく、それらをどうやって「サービス」に結びつけていくのか。どのようなアプリケーション(社会との接点)が考えられるのか、というレベルまで展開できればと考えています。