リビングIT - Aspire REVO

突然ですが、Aspire REVO(Atom330/ION) を購入しました。Windows Home Server の新バージョンもアナウンスされているので、現在我が家のリビング PC である Mac mini から、少しずつ移行していこうかと考えています。

Mac mini の限界

Mac mini をリビング PC に選んだ理由は、コンパクトであること、省電力であることが大きな理由でした。しかし、日本だけで盛り上がっている感のある DLNA に、ネイティブで非対応であることや、HandyCam で撮影した mt2s の再生も QuickTime Player でサポートされないこと、(我が家の Mac mini は)HDCP にも非対応であることなどから、動画再生環境として物足りなくなってきました。

また、iTunes や Front Row は、魅力的であるものの、主要な動画コンテンツは日本国内からは視聴不可能であったりと、Mac 本来の魅力が生かし切れていと感じるのも理由のひとつです。

Windows Home Server(Vail) への期待

先日、次期 Windows Home Server(Vail) のパブリックベータがリリースされました(CNETの記事)。次期WHS は、2008 Server R2 ベースなため、64bit のみの対応ですが、Atom330 は、64bit 対応なので、なんとか稼働するのではないかと予想されます。また ION を利用したトランスコードで、mpeg2 再生のみしか対応していない、我が家の BRAVIA X5000 で、DLNA 経由で H.264 や WMV ファイルの再生が出来ないかと期待しています。

リモートアクセス

Windows には、Remote Desktop があり、Mac では VNC がネイティブで利用可能ですが、我が家の環境のように、普段 Full HD で利用していると、Mac/VNC 環境だと、動作が緩慢になりすぎで、実使用に耐えないという問題がありました。また、RDP6.1 までは、Mac クライアントが存在するものの、サーバーは存在せず、また Windows 7 で採用された RDP7.0 へも対応していません。この RDP7.0 が利用可能となるという点も、外出先からのアクセスを考えると無視できません。

まとめ

MacMac OS は、ユーザーフレンドリでウィルスなどへの耐性も高く非常に魅力的な環境ですが、DLNA地上デジタル、高速インターネット接続を利用した外出先からのアクセスなど、ワールドワイドで顧客ニーズの存在しない機能については、あまり対応されないようです。
また、私が日常的に Windows を利用していることも大きな原因ではありますが、iPhoneiPodiPad なども含めて、地域ローカルなテクノロジに対しても積極的に対応してくれることを期待して止みません。